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第2フェーズ(R/3によるシステム構築)

2001年5月の連休明けから、新しい体制でのスタートである。

第1フェーズ(業務要件精査)の導入計画に基づいて、

第2フェーズ(R/3によるシステム構築)が始まった。

第2フェーズでは、導入計画書に基づいた、R/3のシナリオを実現化し、プロトタイプを作成して、
ブラッシュアップしていく。

ただし、プロトタイプはプロト1とプロト2の2つだけである。

時間は限られているのだ。

我々のチームも販売と購買に分かれて検討を続けていく。


新しいメンバーも加わった。


ABAP(R/3の開発言語)を使えるメンバーが2名加わった。

原則、ADOONはやらない・・・なのに、何故?ABAPの技術者が加わるのか?

しかも、プログラマではなく、業務要件を固めるコンサルとしての参加である。


コンサルのリーダーに尋ねると、

「ABAPを使うものは、ADDONプログラムだけではない。」という。

ユーザーEXITといって、R/3の標準プログラムに埋め込む、丁度、サブルーチンのようなものがあるのだという。

そこの部分をいじって、伝票の入力の際に、いろんな入力制御や入力支援ができるのだという。

これはR/3用語で、「ユーザーEXIT」と呼ばれている。

動きの制御がかなり難しく、どのタイミング(例:出荷伝票を保存した時とか、受注伝票を開いたときとか)で動かすかで、伝票へのデータ転記や振る舞いが違ってくる。

MYSAPERPというR/3の次期バージョン(既に2004が出荷され、2005も2005年中リリース予定)では、この辺の作りにも影響が出ると言われている。

ユーザーEXITが消えてしまうことがあるのだ。


ともあれ、プロトタイプ1のR/3を作るために、コンサルは一生懸命動いてくれているようであった。