販売SDのカスタマイズとは
2002年7月ごろから、コンサルタントについて、R/3カスタマイズの習得を始めた。
R/3のバージョン4.0ぐらいまでは、「パラメータ設定」とも呼んでいた。
イメージ的には、「パラメータ設定」の呼び方のほうが合っている。
カスタマイズというと、言葉の幅が広がる。
R/3以外のERP、例えばORACLEでは、カスタマイズというのは、R/3でいうところのアドオンの意味だったりする。
R/3のカスタマイズは、まったくプログラムコードを書かない世界である。
数万とも言われるテーブルに文字通り、パラメータ設定していくことで、システムが動く。
膨大な階層構造になった設定項目があり、
まず、定義。
定義したものを割り当て。
・・・・そんな感じで汲み上げていく。
こういう大雑把な言い方が、文科系出身の玉ちゃんらしいでしょ?
会計側で会社コードなどのベースラインカスタマイズが終わると、ロジ系もロジ特有の組織設定と割り当てを行ってゆく。
R/3はやはり、会計がベースのERPだなと実感する。
販売の組織構造とは、
販売組織、流通チャネル、製品部門。
これらの組み合わせが、販売エリアだ。
それから、オプション機能だが、営業所、その下の営業グループ。
一期開発の時は、販売組織=1事業部として割り当てた。
事業部の下位の各営業部は、製品部門とした。
流通チャネルは、国内と海外という2つだけ。
すなわち、販売エリアは、
『化学品事業(販売組織)の国内売り(流通チャネル)の基礎化学品部(製品部門)』等となる。
もともと、ERPは企業の資源を最適配分するということだから、支店・営業所などの区分けで業績管理するというのは、セクショナリズムを生むだけで、いらないとさえ思えるのだ。
ところが、現場の管理者にとっては、自分の支店の売上が気になるわけで、
R/3ではオプションとなっている、営業所・営業グループが大切な業績管理ファクターになっている。
営業所=支店
営業グループ=課
ということ。
2期開発の関係会社の組織割りもわたしが決めたが、会社の規模からして、
販売組織=1関係会社とした。
つまり、本体より、管理の目を粗くした。
製品部門が、関係会社の各事業とした。
流通チャネルは本体と同じ、国内と海外だけ。
関係会社のヒアリングをしてみると、
特に2つある商社は、予想以上に部署間のセクショナリズムが強い。
営業所、営業グループの管理の方が大事で、製品部門なんてどうでもいいとさえ言わんばかりの勢いだ。
販売エリアの組み合わせは、実は、会計と販売の数少ない接点だ。
販売エリア(とプラント)は、管理会計の事業領域と割り当てられる。
つまり、こっちの方が、業績管理の指標なんだ、といくら説明しても関係会社は理解してくれない。
同じ会社の部署間で、利益の付け替えなんかもやっているのだ。
ひとり、一商店みたいな事業もある。


2期開発の役割分担
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