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販売SDのカスタマイズとは(3)

R/3標準の見本カスタマイズから、コピーしてくる・・・・と申し上げたが、

実は、これはこれで、大変な作業なのだ。

R/3は世界中のあらゆる業種業態に対応できるようにカスタマイズのメニューが用意されている。

SAPもその辺のことは考慮していて、業種向けソリューションや、中小企業向けの簡易にカスタマイズができるパッケージも用意している。

我々がR/3のヴァージンだった頃、導入パートナーから彼らの提案を聞く中で、「テンプレート」を持っているかどうかというのが、パートナー選択の大きな要因だった。


テンプレートとは、カスタマイズの固まりである。


SAPの持つ、業種別ソリューションからさらに進んで、テンプレートとして特定業種向けにパッケージ化して販売しているものがある。


数千万から一億以上するものまで、ある。

これを導入すると、買ったその日から、R/3が動く・・・というものだ。


R/3のヴァージン(しつこい!)だった我々導入メンバーは、このテンプレートを使えば、開発期間が短縮できると勝手に想像した。


ただでさえ、1年ちょっとの短期導入のスケジュールを組んでいた当社にとって、「開発期間の短縮」は魅力だった。


テンプレートを使えば我々がより早く、R/3を習得できる・・・・・

だが、この認識は間違いである。


   『テンプレートはコンサルタントのためのレファランスモデルである』

というのが、正解だ。


我々導入メンバーがいきなりテンプレートを渡されて、習得できるような代物ではない。

それ以上に、時間がない。

要件定義その他やることは腐るほどある。


テンプレートは、R/3をある程度理解したコンサルが、SAP標準見本からいきなり作るのではなく、
テンプレートをコピーして、カスタマイズしていくためのモデルなのだ。

2期導入で、わたしがやったカスタマイズは、もっと狭い範囲だ。


テンプレートから当社の要件を聞き、コンサルが開発した、1期カスタマイズを基に、コピーして、2期の関係会社のカスタマイズを行ったものだ。