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手書き台帳を無くせ!!(6)・・・プロト説明会

あれこれ、1ヶ月ほど、SAPクエリをいじってみて、何とか使える形になった。


仕様書も何もなかったが、要望事項は明確になっていた。


というのは、W氏が商社の各箇所を回って、各箇所の女性のメンバーに対して、課題を与えていた。

その中に、「手書きオーダー帳廃止のためのシステム開発」の仕様書的なものを作り上げていたのだ。

これは、大阪支店の女性が担当していた。

こういうシステム要件定義のような業務は、まったく携わったことの無い女性だったが、何日も頑張り、丹念に資料作成し、「こういう項目をこういう風に検索して表示して欲しい。」というのが、極めて具体的な仕様書になっているのだ。

わたしは感動した。大阪人なのに、まじめな人もいるのだ・・・と。

ちなみに大阪というところは、


1.板前さん
2.商売人
3.ヤクザ
4.お笑い芸人

という4種類の人種しかいないと思っていたのだ。

カタギの皆さんがこんなに頑張っているのに、・・・とヤクザなわたしも本気モードになった。


徹夜してでも、仕上げてやろうと、頑張ったつもりだ。


やがて、商社の業務改革プロジェクトのメンバーを集めた、説明会の場でプロトタイプの発表をすることになった。2006年2月のことである。


結果は、初めて見る画面のためか、戸惑いの表情を浮かべている人もいて、正直、あまり、受け入れられていないのか、と感じてしまった。


この仕組みで本当に、手書きの台帳が廃止できるのか、という不安の方が先に立っていたと言うところだろう。


救いは、プロトを見せた時に、寄せられた意見、要望がとても多かったことだ。

真剣に使おうと思っているからこそ、要望が多いと前向きに考えようと思った。

4月からR/3のトレーニング機に移して、触ってもらった。

いろいろな要望が出ること出ること・・・

心配なのは、パフォーマンスだった。


いくらいいものを作っても、検索表示の速度が遅くては使い物にならない。