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BWについて(1)

BWとは、SAPのR/3に連携するデータウェアハウスのことだ。

決して、ボツワナ国のドメイン名ではない。(念のため)

わたしがBWの存在を知ったのは、R/3導入プロジェクトに入る前のこと、事業部にいたときである。

当時、わたしはR/3の導入に懐疑的で、いろいろERPの失敗事例をインターネットで検索していた。

米国の事例を読んでいたときに、偶然、BWのことを知ったのだ。

その記事には、だいたいこういうことが書かれていた。
2000年当時の記事である。


「SAPのR/3を導入したのはいいが、膨大な開発費用をかけたわりに、投資対効果がはっきり見えない。そこに登場したのが、BWというデータウェアハウスだ。
システム開発担当者と導入を推進した役員は、”R/3にかけた費用の元を取り戻せ”とばかりにBWを導入し始めている。」


当時、BWがどういうものかはわからなかったが、R/3は基本的に基幹系業務を遂行するパッケージで、情報系のものは、SAPがBWというデータウェアハウスを用意しているのだな・・・ということがわかった。


そして、海外では、おそらく、「R/3で管理資料ができない」というユーザーからの声に反応して、BWを、「元を取るために」導入しているということがなんとなく見えてきた。


で、その年の夏に、わたしは情報システム部門へ異動になり、R/3の導入をすることになった。


ちょうど、茅ヶ崎でサザンオールスターズの里帰りライブが行われたころである。

導入プロジェクトでは、案の定、BWの導入も検討された。


ところが、一連の開発の経緯に書いたとおり、それどころではなかった。

とにかく、基幹系の各モジュールに人を投入して、要件定義することに精一杯だったのである。