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バージョンアップの年末年始(1)

2007年がスタートした。

2006年末から2007年始にかけて、当社は、SAP R/3をmySAP ERP2005へとバージョンアップした。

・・・疲れた。

1月4日の仕事始めから、3連休を挟んだ、本日まで、何とか、稼動してくれている。

R/3をカットオーバーした、2002年4月に較べれば、雲泥の差で、混乱は少ない。

・・・しかし、疲れた。

おそらく、新規にERP2005を導入した企業を除くと、正規出荷の2005にアップグレードしたのは、当社が日本では、初めてではないか?

いろいろ、紆余曲折はあったが、とりあえず、バージョンアップは成功したと言えるだろう。


年末は本当にヒヤリとした。


我々アプリケーションチームは、年末は出勤せず、もっぱら、ハードウェア担当のチームが夜を徹して、頑張ったのである。

年末の29日にR/3を停止し、データをコピーして、ERP2005の新サーバーを立ち上げて、移行する。

明けて、1月2日に本番機が我々に引き渡されて、2、3日で検証し、4日の仕事始めから、ユーザーへ渡す。

年末の30日、メールを開くと、「うまく、クラスタリングができない。もう一度、最初からやり直す。」というメールがハードウェアの担当者から入っていた。

すでにここで、1日をロスしている。

果たして、間に合うのか?

紅白歌合戦のDJOZMAの様に、パッシングを受けるのではないか?

そんな思いで、酒を飲みながら、またしても、K-1で曙が負けるところを見て、暗澹たる気持ちになっていた。


2日の9時に引き渡される本番機・・・・。


わたしは、8時前に、出社した。


箱根駅伝のスタート地点以外は、閑散とした、大手町のオフィス街。

パソコンを立ち上げて、ERP2005を起動する。


やった! 動いた!

ハードウェアチームは、年始も、初詣にも行かず、夜を徹して頑張ってくれたのだ。

後は、こちらの責任だ。

頑張って検証を進めるだけだ。


10時ごろまでに、アプリケーションチームの面々が三々五々、集まってきた。

年始の挨拶もソコソコに、ERP2005の検証を進める。

ほぼ、問題らしい問題は発生していないようである。


ただし、わたしはもうひとつ、ERP2005に関わって、解決しなければいけない別システムを抱えていた。