スペクトルマン+Dr.Sum vs BW (1)
バージョンアップの作業も押し迫った、11月23日、わたしは富山のシステムサーバー室へ向かった。
目的は、Dr.Sumのバージョンアップである。
Dr.Sumは、ウィングアーク社との間で保守契約を結んでいたので、最新版のDr.Sumのメディアを配布してくれた。
試しに自分のローカル環境でバージョンアップしてみたが、問題なく移行できた。
移行のマニュアルが、この手のミドルウェアには珍しく・・・といっては失礼だが、よく出来ているのである。
だが、本番のサーバーは、Dr.Sumの開発を凍結していたから、ずいぶんほったらかしていて、誰も使っていないサーバーなので、不安だった。
現地に駐在しているM氏(現地駐在なので、外人のような顔をしているがれっきとした富山人である)と一緒に、サーバーをチェックし、バージョンアップのインストールを手順どおりに慎重に行った。
おそらく、年末には、インフラ担当の部員が、R/3のサーバーもこうやっていじるんだろうな・・・もっともっとおおがかりなものだろうけど。
インストール自体はうまくいった。
心配だったのは、パフォーマンスである。
富山に来る前に、
わたしのローカルPCにインストールした環境で、Dr.Sumに付属しているサンプルデータを動かしてみた。
1万件の販売実績データを表示するのに、5秒ほどかかった。
これはまずい・・・と思った。
ローカルの環境で、これだけしかでないとしたら・・・
本番では、
データが数百万件・・・・(データ量)
しかも、富山のサーバーへWAN越えでつなぐ・・・・(回線速度)
しかも、同時に何人も・・・・(同時実行)
R/3も自前のBIツールも、この「パフォーマンス」について、ユーザーから不満が高いのである。
Dr.Sumも同じ状況だったら・・・・
「BWの方が速かった。」という批判がくるのでは・・・・
不安だった。
富山のサーバーで、試しに同じ1万件のデータを流して、富山にあるパソコンからEXCELでつないでみた。
えっ?・・・は、速いな・・・
確かに体感速度は、自分のPCで動かした時よりも、回線をはさんで、サーバーで起動したものの方が早かった。
少し安心したが、なにせ、ここは富山・・・北陸の地の果て、(北陸地方の方ごめんなさい・・)
花の都東京から富山へつないで見ないとわからない。
そう思いながら、富山を後にした。


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