SAPの与信管理(3)
与信管理の設定項目は、さぞ、一杯あるんだろうなあ・・・・
そう思って覚悟して、カスタマイズのノートを印刷して、綿密に読んでいった。
ところが、以前、当社のパートナーさんが残してくれた、与信管理の資料はおっそろしく、薄かった。
カスタマイズのノートとパートナーさんの資料を較べてみると、どうも、与信管理というカスタマイズと「自動与信管理」というカスタマイズが別の系列で存在するらしい。
パートナーさんの資料は、その「自動与信管理」というものらしかった。
カスタマイズの項目は、驚くほど少ない。
まず、
■与信管理領域の作成と与信管理領域の会社コードへの割当
これは、財務会計のカスタマイズだが、ダミーのカスタマイズのものをコピーするだけだから、私のような、会計オンチにも楽チンである。
■与信管理領域の販売エリアへの割当
販売エリアとは、販売組織+流通チャネル+製品部門の組み合わせのことだ。
これは、R/3の販売トレーニングの最初に習う項目だ。
この販売エリアに対して、先ほど作成した与信管理領域を割り当てる。
■価格決定表の変更
いきなり、ここへ来るか・・・という感じだが、価格決定表の小計欄を与信限度額の集計に使っているようである。
”A”
という文字を入力する。
Aとは、金額繰越 ->(クレジット価格)とある。
これも、翻訳が変だ。
『与信管理金額』というのが正しいんじゃないか?
■自動与信管理の定義
お待ちかねの、「自動与信管理」である。
受注でやるタイプと出荷でやるタイプがあるので、受注のものをコピーする。
諸項目確認のところで、「動的」にチェックする。
「動的」にチェックすることで、受注伝票を切った時点の与信をチェックしてくれる。
そして、「リアクション」を決める。
A:警告
B:エラーメッセージ
C:警告+与信限度を越えた金額表示
D:エラーメッセージ+与信限度を越えた金額表示
ここは、Cがお薦めである。
■受注伝票の伝票タイプごとの与信確認方法の設定
上記で受注で与信をかけることにしたので、受注伝票の使用する販売伝票タイプを選んで、Dを設定する。
導入している会社によって、使う伝票タイプは、違う。
この商社の場合、与信をかける必要があるのは、在庫出荷用の受注伝票タイプと仕入先直送用の受注伝票タイプである。
それぞれ、の伝票タイプに対し、与信確認に”自動与信管理”のDという記号を入力する。
それから、与信グループに01の「受注の与信グループ」を設定する。
これは、意味がわからんが、そういうものらしい。
・・・・カスタマイズは、これだけである。
ちょっと、拍子抜けがした感じ。
これで、後は、得意先マスターの得意先ごとに与信限度額の設定をすれば、いけるはずだ。


SAPの与信管理(2)
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