BAPIで価格管理(3)
価格の入出力のBAPIは準備ができた。
後は、これをDataspiderのSAPアダプタにつないで、ユーザーインターフェースを構築すればいい。
しかし、このユーザーインターフェースというのが、なかなか難しい。
ユーザーが理解でき、操作が簡単であること。
どんな操作をするか分からないのである。
使えるツールは、EXCELとWEBブラウザ。
最近、PDFのI/Fもあるようだが、あれは単なるシステムの自己満足に過ぎないと思う。
だいたい、紙の書類イメージで入力画面がでてきたって何の意味があるというのだ。
最近のサラリーマンは、最低、EXCELぐらいはいじれるのである。
紙に書きたかったら、パソコンを使う意味が無い。ユーザーをなめるのもいい加減にして欲しいものだ。
PDFの長所は、データの改変コピーをコントロールできること。ファイルが軽いことであって、
わざわざPDFで入力して、動作を重くすることはない。
だが、かくいうわたしも、PDFのインターフェースは開発している。
PDFに入力させるのではない。
お得意様に提出するPDFの注文書を参照しながら、文言をWEBのフォームからテキストで入力して、PDFを加工するのである。
例えば、備考欄に、「至急お願いします」とか、ERPから吐き出したデータで表現できない文字を付加するのだ。
これはユーザーになかなか好評である。
話を戻そう。
とにかく、ユーザーに誤操作を起こさせないような工夫が必要である。
まず、WEBブラウザに向かって、現状登録してある価格条件の一覧を取得する条件絞込みの画面。
これは、coldfusionで作成する。
coldfusionは、いまではmacromediaに買収されている。
同じmacromedia製品でもcoldfusionの方が、PDFよりもERP連携に向いていると思うのだが、SAPとの連携の話は聞かないなあ・・・・。
まあ、webデザイナーではないので、デザインはさておき、必須の入力項目は、
流通チャネル、営業所、営業グループ、それに品目階層
これだけ。すべて選択方式。
これで、EXCEL抽出のボタンを押すと、WEB画面にEXCELにダウンロードされた価格情報が表示されるしかけである。
EXCELには、マクロを仕込んでおいて、EXCELの一覧の価格を変更して、ボタンを押すと、EXCELをそのまま取り込んでSAPアダプタ経由でERPへ放り込む。
すると、Dataspiderのこのスクリプトが動く。
全件だけでなく、1件ごとに入力したい場合もあるだろう。
その場合は、EXCELの一行ごとにURLリンクを埋め込んでおいて、URLパラメータで、品目コードや受注先コードを繋いで送る。
http://hogehoge.com/kakaku_insert.cfm?zyutyu_code=A99999&hin_code=11111&・・・・・
こんな感じで、WEB画面にデータを表示して修正させる。
各価格のキー(受注先+品目で決まるキー、受注先+出荷先+品目で決まるキーなど)ごとに必須の項目が違うが、元データをすべてコピーしてくるので、ユーザーは、価格やスケールを変更するだけだ。
実際には、この画面にデータが入力された状態で起動してくる。
ユーザーは、EXCELから一括登録、またはWEBから個別登録することで、ERPへ価格が反映される。
このスクリプトが動く。
価格登録したユーザーとその上司にメールで、価格登録の案内が届く。
以上が、価格の参照と登録のシナリオである。


BAPIで価格管理(2)
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