導入企業共通の悩み
昨日(2009年5月13日)、異業種の情報システム部門の方の訪問を受けた。
Dataspiderの導入事例を聴きにこられたのである。
中堅のメーカーさんで、社名は伏せるが、最近、いろんな施設で見かける機械のメーカーさんである。
さぞ、儲かっているんだろうなあ・・・。
そんな優良企業の方が、私ごときお笑い芸人の話を聴きに来られるという。
わたしのこのブログも読んでいただいているようで、話題の端々に出てきて、恐縮した。
特に、ピンクレディの話などである、Dataspiderとは関係ないが。
内容は、DataspiderとDWHの連携ということで準備していたのだが、現在、SAPのERP導入中だとおっしゃる。
周辺システムとSAPとのデータ連携にDataspiderを検討しているということだとお聞きして、びっくりした。
自社のシステムの置換えと周辺システムをどう連携させるかということを丹念に調べておられた。
我々がERPを導入した頃は、そんなことはほとんど考えなかった。
とにかく、ビッグバン導入で、すべての既存システムを死捨てむとして(うまいダジャレ!座布団一枚!)ERPに統合するんだ、という朝鮮半島統一運動のような夢を描いていた。
当社の導入担当をしたコンサルさんからは、
「おたくは、SAPに対してバージンですねえ。」と評された。
バージンという言葉が適切かどうかはさておき、SAPさんが、Addonは極力禁止だと言えば従い、SAPのトレーニングコースには極力参加だと言えば、数百万を研修に使い、テンプレートが有効だと聞けば、導入し・・・・。
導入の事前に、いろいろSAPのことを調査するのに、他の企業では1〜2年かけるところが多いのに、当社は、2000年問題が解決すると同時に検討もほとんどせずにSAP R/3(現在のERP)に飛びついた。
ある意味、良かったのは、そういうバージンだったからこそ、ある程度システムは整理され、ERPを中心に動いたし、システム部員のスキルも上がったということはある。
当時は、工場系のシステムも物流系のシステムも子会社のシステムもぜ〜んぶ、ベストプラックティスのERP(最近はこの言葉聞かなくなったね)に置き換えようと考えていたので、周辺システムとの連携ツールを探そうという気も無かったし、結果として、I/Fのaddonの費用想定ミスで予算オーバーとなってしまった。
そういう意味では、今回訪問を受けた会社さんは、よくいろんなことを検討されているなあ・・・という印象だった。
特に、ERPからのデータ吐き出しとその逆のインプット。
この2つを最初から想定されているのだ。
当社でも昔からの課題で、インプットはもともとバッチインプットでのAddon開発に頼っている。
そのため、ディスプレイは17インチになっただけでも影響を受ける。
Webサービスうんぬんの話はあるが、やはり、BAPIが前提の技術だ。
ただ、BAPIで商売している会社は少ないよね、SaaSの話はあるけど。
わたしはDataspiderのデモを行い、SAPアダプタからの価格抽出と登録の説明をした。
BAPIの使い方は?どうやって連携するのか?熱心なご質問を頂く。
だんだんと話は、SAPそのものの話に移っていく。
以前、別の同業企業さんの訪問を受けたときも、当初の目的とはだんだん離れて、
「御社はSAPをどうやって使っているの?」
という共通の悩みの話になり、話題は尽きないのだ。
今回も、Dataspiderの話というより、ほとんど、ERPの話になって、あっという間に2時間が経過した。
・帳票ツールの話
(SmartFormsは使えますか?・・・そんなことJETFORMをいまだに使っている会社に聞かないでよ)
・アーカイブはどうしますか
(導入当時そんな余裕は無かったので、今頃やってますよ、ええ)
・CRMは?BWは?
そんなこんなで、別途、またお話したいですねということになった。


SAPの与信管理(8)
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