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SAPの与信管理(8)

ゴールデンウィークの谷間・・・・。

わたしは気が気ではなかった。


休めるのは嬉しいが、ひとつ与信管理のシステムで気になっていたことがあったのだ。


というのは、丁度、去年の今頃、与信管理システムへは初期データを投入している。


初期データは、ユーザーである会社の各営業部署から、各得意先ごとの与信金額と期限、それから、推薦取引先(東証一部上場など取引に貸し倒れなどの問題が無い相手先)とグループ会社(当社の子会社など)の区別をもらった。

初期のデータには、与信先の信用情報などほとんどが空欄のままで投入。

有効期限も、投入の一年後の、2009年4月30日として投入した。

そう、その一年後がやってくるのだ。


一年間webのシステムを改良に改良を重ね、ユーザーからの見直し申請やERPへの限度登録などは一応、完成度は高くなった。


が、これもユーザーが見直ししてくれてのことであって、見直されていない得意先の与信はどうなるのか?


これまでの運用で、与信webシステム経由で与信額をERPへ投入する部分は、うまく機能していて、
売上債権が、与信額+受注伝票起票額を超過すると、警告で伝票フローがストップし、伝票起票している女性社員から、ぶうぶう言われながらも、このチェック機能は効いていた。


ただ、与信の期限の超過については、まだ試していなかった。

ERPの与信カスタマイズで、「次回レビュー日」というのがあったので、とりあえず、ここへ当社で言っている、「与信の有効期限年月日」をバッチインプットで入れるようにしてあった。


ここが動いてくれないと困るのだ。


また、動きすぎても困るのだ。


で、3月に検証機でチェックしてみた。

動かない・・・・。

有効期限を過ぎても、つまり、次回レビュー日を過ぎても、受注伝票が切れてしまう。


まずい・・・・。


次回レビュー日って、そういう意味じゃなかったのか??

しかし、HELPを読む限り、ここしか、与信の有効期限にあたるものは無い。


もう一度カスタマイズを見直した。


あっ!次回レビュー日の警告にチェックが入っていない。


ここをチェックして再度、検証。


動いた、警告が発せられるし、伝票も不完全保存される。


これで、一安心だ。


だが、実際に2009年4月30日になったらどうなるだろうか?


取引先は数千件あり、そのほとんどが見直されたいなかったら??

与信額のチェックについては、かなりいい線まで行っているのだ。


毎週、売上債権が与信額の90%を超過すると、警告メールを責任者と担当者へ出すというスクリプトをWebシステムとDataspiderで作成しているが、これが、全社で40件程度に収まってきている。

だが、有効期限は、果たして見直しは進んでいるのか?

WEBで持っているデータベースに対して、今日現在の売上債権で、2009年5月1日時点の与信額が設定してあるものと付き合わせるためにSQLを発行してみる。


げっ!未設定が1000件もあるぞ!


気になって、与信システムを使っている会社へ、「このままだと大変なことになりますよ。」
と脅しを入れる。


先方は、「まだ1ヶ月あるから・・・そのうちに見直しますよ」
と結構、平気そうなのだ。

本当に大丈夫なのか?