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債権債務情報(2)

昔、事業部の管理部署にいた頃、特約店の売上債権の回収予定表を手書き(まだEXCELも無い頃だから、ソロバンで計算して、用紙に鉛筆で書き込む本当の手書き)で作成していた。


システム部門も、売上の管理表はEDP作表を出力してくれたが、債権管理の表は、簡単な受払台帳だけだった。


特約店別に売上を転記し、サイトごとに月をずらして計算していくのである。

また、原料の購買部署にいた頃は、買掛債務の計算をやった。

当時、手形支払から、期日現金へと急速に支払い方法が変更になり、もともとの手形の条件は残るので、「翌月末締め3ヵ月後現金」とか、購入先ごとにバラバラなサイトで支払う。

農薬の商売は、足が長いので、原材料も足が長い。

しかも、海外から輸入されるものが多いし、工場の生産能力も限界があるので、一年前に当年分の原料を購入することはザラである。

会社の資金課からは、「どうしてこんなに先に買うんだ。」とか事情を知らない経理屋から説明を求められる。


その頃は、パソコンが普及してきたので、MSDOS上で動く、データベース『桐』で、サイト計算をさせて、資金計画を作成していた。


その頃に比べると、今は、ERPがリアルタイムに債権債務を計算してくれる、夢のような話だ。

だが、ERPでも債権残高と請求伝票との連携は、個別の伝票だと辿っていけるが、全体を俯瞰するような帳票なり、画面は、やはりaddonかERP組込のパッケージが必要だ。

まして、ERPのライセンス節約のために、営業マンにはライセンスを渡していない。

肝心の営業マンが管理するための仕組みが必要なのだ。

ERPの中には、債権管理用と債務管理用のテーブルが、それぞれ2つずつある。

債権明細用は

BSID(会計管理: 得意先の二次索引)

BSAD(会計管理: 得意先の二次索引 (決済明細))

翻訳が意味不明だが、上のものが、債権の未決済明細、下のほうが決済明細だ。


同様に債務は、

BSIK(会計管理: 仕入先の二次索引)

BSAK(会計管理: 仕入先の二次索引 (決済明細))


ここから、受払い残高明細を組み立てていくことになる。