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Do It Yourselfは高くつく?

最近、入力系のツール、BI系のツール、帳票系のツールなどを比較検討する機会が多い。

当社は、SAPのERPを基幹においているので、開発と言えば、カスタマイズ(注:SAPのERPでのカスタマイズとはパラメータ設定のことで、他社で言うプログラミングのことではない)か、ABAPでの開発だ。

ERPのカスタマイズは、導入後の1年間でシステム部門のメンバーほぼ全員が習得し、ABAPの使い手も複数、社内にいるので、基本的に開発の丸投げはしない。

ABAPERを連れてきて、こちらの仕様を伝えて、社内で開発させるやり方である。

ERP以外の周辺システムは、Powerbuilderあり、SQL言語あり、Webの簡易言語あり、パッケージあり・・・と色々である。

こちらも、ERPの手法に習って、極力、自社開発するように心がけている。

つまり家庭で言えば、外食はほとんどしないで、あってもスーパーのお惣菜を買ってくるぐらいなのだ。

家計的には、外食が少ないほうが当然食費が安くつく。

システムも同様で、安くつく(はずである)。

だが、ABAPなどの言語で開発するものは、それでいいけど、簡易ツールはなかなかいいものが無い。


開発ツールだと思って話を聞いて見ると、Sierさん自身が使うための開発ツールで、我々から要件を聞いて、請負開発するものだったりする。


ユーザー自身が開発できるようなツールを作るよりも、自分たちのノウハウを開発ツールにして仕事を請け負うほうが利益が大きいのだろう。

逆に言うと、ユーザーが開発できるツールを本気で作ると、自分たちの請け負う仕事が減ってしまうのだ。

これは、DIYショップに売っているのこぎりやカンナは、大工さんが使っているのこぎりやカンナと物が違うということを意味する。


SAPさんの場合、ERPもカスタマイズ(パラメータ設定)で充分構築できるぐらいで、ERP周辺のシステムもユーザーが開発できるツールが揃っている。

だが、残念なことに、DIYショップでSAPブランドのものを買おうとすると、説明書がすべて英語で書いてあるんだ。

日本人の優秀な大工さんがこのツールを使って立派な家を建ててはくれるのだが、やはり高くつくなあ。