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水稲除草剤出荷動向

不毛な販売予算が終わり、新しい予算で下半期が始まった。

昔、農薬の事業部にいた頃、この「上期」、「下期」という言い方が妙にひっかかった。

会社の年度は、4月〜3月だが、農薬年度は、10月から9月であり、会社の年度とは半期ずれている。

会社で下期と呼ばれるのが、農薬では、上期だからだ。

経理に食って掛かり、下期、上期という呼び方はおかしいと抗議したことがある。

3月期、9月期という言い方が対外的には正しいはずだと主張した。


そんな昔話はさておき、農薬にとって、10月は、新年度入りなのだ。

そんな折、農薬のマーケティング担当から相談があった。


実は現在、独自開発のBIからデータを抽出して、こんなEXCEL表を作成している、といって見せてくれた。

農薬の中でも、除草剤、それも水稲除草剤の県別出荷数量の一覧表である。

当社は、水稲除草剤の分野で大きなシェアを持っている。


稲作の初期に雑草が生えてこないようにして、その後、除草剤を撒かなくても雑草が生えないように予防する有効成分(原体という)を自社開発しているからだ。


水田一反当たり、3kg粒剤とか、1kg粒剤とか、あるいは錠剤のまま散布するものがある。

これをBIから拾って、水田の面積換算をするという。

一反当たり3kgなら、出荷数量を30で割って、面積を算出し、水田の作付け面積と比較する。


毎月、独自開発BIからデータを抽出しているが、ほぼ1日仕事になるというのだ。

今回の販売予算で、ユーザーからは散々文句を言われたが、予算をDr.Sumに投入した結果、販売予算と実績の対比が、Dr.SumのDatalizer上でできるようになった。

そこで、
「Datalizerでこんな表が作れないかな?」

と相談があった。

相談してきたのは、農薬にいた頃から仲の良かった同期の人間。

BIと言えば、会計・経理のものだと、腐った発想にうんざりしていたところだったので、気分転換に、
「いいよ、作ってやるよ。」

と2つ返事で、作成した。

一見、技術屋さんが使うマーケティング資料で、およそ、BIとは関係なさそうな表だが、使っているデータは、販売予算と実績の出荷数量。

品目の階層分類で、中分類でまとめてから小分類へ展開する。

金額や出荷先は不要。県別、つまり販売地域で集計すればいい。

作り始めてから、時間にして30分ぐらい。

「できたよ。」
と見せたのがこれだ。

集計して表示するのは、瞬時である。