SAP ERPを使っている幸せ
別に、SAPのERPをヨイショするわけではないが、2000年から関わってきて、10年間、そのありがたみを忘れてERPは空気のような存在になってきていると最近、感じる。
というのも、今年一年、分けのわからない雲をつかむような、そう、クラウドのような仕事が多かったのだ。
今年は、子会社、孫会社のシステムにもっとシステム部門が関わるべきだと言うことで、SAP ERPを導入していない会社のシステムを調査、あるいは導入検討をする仕事が多かった。
あるいは、基幹業務と違う非構造化データについて、何とかしてくれという要望。
生産管理などERPと異なる設計のシステムの評価。
ユーザーはシステム部門は、ITのプロ集団だと思っているが、とんでもない、ERP以外は、ユーザーと代わらない素人なのだ、クラウド(玄人)ではないのだ。
いつも、背中に冷や汗をかきながら、ユーザーと接しているのだ。
去年までは、良くも悪くも、ERPという限定されたシステムの保守運用をする、あるいは、ERPへの連動する外部システムの構築など、ERPがらみの仕事をしていればよかった。
SAPはこういう構造なんだから、外部システムはこういうデータでくれないと・・・・
SAPから出るデータはこれだから、こう加工して、使わないと・・・
SAPから・・・
そう、SAP、SAPと言っていればよかったのだ。
SAPはある意味使いづらい基幹ソフトである。
とにかく融通が利かない。
しかし、ERPを使うことによって、その融通の利かなさが、大きなメリットを生む。
例えば、内部監査。
ユーザーのログが残る。変更履歴も事細かに記録されている。
連結決算などでもデータの流れが明確に把握できる。
だから、内部統制の観点から、海外子会社にもSAPを入れるべきだ、という意見ももっともだと思う。
もしSAPを当社が導入していなかったら?
今考えると恐ろしい。
さあ、来週は、このブログでは、大きなイベントを2つ企画している。
お楽しみに。


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