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ワークフローとアプリケーション(2)

ワークフローツールのフォーム作成機能がしょぼい・・・という話をした。
企業のアプリケーションのフレームワークにワークフローを使うという発想がないのが原因である。

ワークフローが想定するのは、現在、紙ベースの各種届出書類、勤怠、旅費精算などである。

企業には入力系の業務ではERPや各種のシステムがある。そこからこぼれたものをワークフローツールが扱うという発想もわからないではないが、それなら、一番必要なのは、EXCELである。

数値が扱えないワークフローツールは駄目なのだ。

企業の一般従業員が使うツールは、ブラウザとメールとEXCELだ。

販売予算、経費予算、生産計画、購買計画、資金計画・・・
12ヶ月の数量・単価・金額を入力するセルがずらっと1万行ほど並んでいるもの。

これらはwebのHTMLフォームではどうにもならない。

EXCELの世界なのだ。

ところが、EXCELでシステムを作ろうとすると、大変だ。

ユーザーは何をするか分からない。

入力の禁則処理、行列の削除を禁止、システム部門からいったん離れてしまったEXCELはどんなにマクロを組んで制御しても必ず例外の処理が発生する。

余談だが、丁度、一年前、同業他社のシステム部門の方から、相談を受けた。

「ユーザーが勝手に数値を入れて集計するEXCELツールを使いたいのですが、何かいいものはありませんか?」

当社も同じことを考えて探しているんですよ・・・でも、よかったら一度ご来社願えませんか?と返事した。
同じ悩みである。

その約束の日の前日、3月11日の大震災である。

福島県の工場におられた方なので、お会いすることはできなかった。