玉ちゃんの文科系IT入門 > 玉ちゃんのエッセイ > マラッカへGO!

マラッカへGO!

シンガポールのチャンギ国際空港に予定通り到着。

これで、市内観光をやるようではつまらない。

行きたい場所があるのだ。

マレーシアの古都、マラッカ。

私の次の小説の舞台となるので、取材も兼ねてどうしても行きたかった。

娘も行っていいというので、挑戦する。

「挑戦」というのは、オプショナルツアーを使わずに自力で行くということだ。

ツアーだと、12000円もするが、現地でバスの切符を買って行けそうである。

ホテルに荷物を預け、MRTの最寄駅ノベナからラベンダー駅まで行く。

切符の買い方も知らなかったが、画面で、駅をタッチすると、料金が表示される。数回使える紙製のカードを買う。数回使うと、料金が10セント安くなる。

ラベンダー駅に着いたが、バス乗り場の地図をホテルに忘れてきた。

どっちに行けばいいのか、さっぱり分からず、娘が、通りすがりの学生風の男に英語で道を聞くと、親切に教えてくれた。

どうやら、大きな団地の先にあるらしい。

それでも分からず、屋台の店の女主人に尋ねたりした。

やっとの思いで、バスのチケット売り場を見つけたのが、9時前。

「今日のバスは8時半に出ました。明日までないよ」
と切符売り場のマレー系のスカーフをした女性が答える。

バス会社は、一つではないらしいので、複数並んだ旅行会社をかたっぱしから当たると、
「9時15分発があるよ」
とチャイナ系の女性が切符を売ってくれた。

マラッカまで、片道25シンガポールドル(約2300円)

二人分、50Sドルを払い、バスを待つ。

乗り場にバスが来たのが、9時30分ごろ。遅延しても平気らしい。


乗り込むと、横2列+1列のゆったりシートで、座席にはマッサージ機能まで付いていて、ディスプレイでは映画もやっている高級コーチである。

我々以外に日本人はおらず、ほとんどが欧米人である。


マレーシア国境をバスで越えるので、当然、入出国審査がある。

シンガポールから橋を渡り、バスを降りて、パスポートを提示し、出国。

マラッカまでは4時間。

マラッカ・セントラルというターミナルに着いた。

着いたのはいいが、帰りのバスをまず確保しないと。

いろんなチケット売り場があり、マレー系の女性が「クアラルンプル!」とか、行き先を案内していた。

シンガポール行きを見つけて、料金を見ると、24.75リンギット。

えっ? シンガポールでは25シンガポールドル。
しかし、1リンギットは約30円だから、行きの約3分の一。750円だって?

心配だったので、止まっている同型のバスを見たが、行きほど豪華ではないが、それでも十分である。

5時発のバスを確保したので、昼食は、ターミナルのマクドナルドですまして、タクシーでマラッカ旧市街に向かう。

行き先はだいたい理解しているらしく、日本語で「オランダ広場」というと、20リンギット。

20分ほどでパンフで見た赤レンガの教会が見えた。

オランダ広場では、トライショー(3輪自転車)の客引きがしつこい。

何を勘違いしているのか、キティちゃんのキャラクタを付けて、造花を飾り、大音響でロック音楽を流しているトライショー。

きっと、日本人目当てだろうが、誰も乗らないだろうな。

少し歩くと、運河の横に、大砲と銃眼がある石造りの砦跡があった。

さらにその先に、ポルトガルのガレッタ船の形の博物館が。


パイレーツ・オブ・カリビアンのあの船である。

私の小説にも出てくるので、注意深く観察。

運河を渡った向こう岸は、チャイナタウンになっていた。


徒歩で回っても、1時間ほどで見て回れる世界遺産であった。


帰りはまたタクシーに乗る。

運ちゃんが話好きで、自分の家族の写真を見せて、自慢する。

可愛い男の子が一人、双子の女の子、奥さんの写真まで見せてくれた。

帰りは、また4時間。

往復の時間が長いが、夜間飛行で疲れていたので、いい、昼寝の時間が取れた。

帰りも、出国、入国をやる。

日帰りで国境往復である。

運ちゃんが親切で、乗客が全員バスを降りた後、MRTの駅までの道を聞くと、乗れ、といって、駅の近くまで送ってくれた。

4時間も運転して、国境越えの案内までして、一人750円はなんだか罪悪感すら感じる。

駅の近くに屋台が出ていたので、夕食。

去年、クアラルンプールの屋台では抵抗があったが、シンガポールの屋台はどこもきれいだ。


小龍包、四川風の麺、サンラータン麺を注文し、食べた。美味。


dinner_noodle.jpg

dinner_shoronpo.jpg

ビールは酒税が高いのか、他の東南アジアに比べ高いし、日本よりも高い。
コンビニで買う500mlのビールが6ドルから9ドルもする。


結局、この日は、マラッカまで往復し、食事込みで二人で9千円かからなかった。

一人12000円のツアーはぼっているなと思った。